前橋帰りの男
Youtubeの1発目のネタは、昨年の11月に群馬県は前橋刑務所より出所してきた友人の
F君の刑務所体験記となった。(挨拶動画は除く)
今回はそこまでの経緯を文章化していこうかと思う。
2019年年末まで僕は海外を点々とし、
ちょっとここでは書けないようなスリリングな生活をしていた。
(この頃のエピソードはまた別の機会に書こうかと思う。)
命からがら日本に帰国し、適当にテレフォンオペレーターをやっていた。
コロナ禍ではあったが、返答のYES、NOで生死が決まりかねない今までの殺伐とした生活からは考えられないほどの平穏な日々。
彼女もできた。
こんな生活も悪くはないが、
テレオペだけだと自分の望む生活水準にはどうやっても達することができないので、
何か副業でも始めてみようかと試行錯誤していた。
ブログもやってみたし、プログラムにも挑戦してみた・・・が
ブログはいきなり始めてもネタに困ったし
(※実際ネタは色々あったんだが、何か文章としてまとめるための軸になるものがなかったように思う。今はYoutubeチャンネルの軸ができて来たので再開してみた。)
プログラムは簡単なiphoneアプリを2個作ったところでなんだか満足してしまった。
正直性に合わなかったんだと思う。
まあ、そんな中派手に稼いでいるトップユーチューバーの動画を見ていて、酷く俗物的な理由で、なんとなく撮影機材を揃えていった感じである。
先に書いたような事例を含めて、我ながら稀有な人生を送っているので需要があるかどうかはやってみないとわからないが、
面白いストーリーが作れるんじゃないかなと思っていたりもした。
そこで、色々調べてはみたが、黎明期と違い、
現在のyoutubeで成功するにはどうやら練られた戦略が必要になってくるようだ。
思い描くコンテンツはオリジナリティ、面白さに置いて人は選ぶと思うが、とても魅力的な気がする。将来自分の人生は小説かマンガで出版してみたいくらいだ。時間が取れれば執筆してみようかとも思う。
さて次は動画編集技術だ。今までそういった仕事や勉強はしたことがなかったので、
1からの試行錯誤だ。せっかくの上質なコンテンツも拙い映像表現では台無しだ。練習できるものはないものかと考えているところに
一昨年より投獄されていた友人のF君の出所が近いことを思い出したのである。
そうだ!動画で彼に刑務所での体験、心情をインタビューしてみよう!
対談形式なら、卓越したカメラワークはいらない。
テロップや効果音を入れる練習として最適ではないか?
コンテンツとしては類似したものはあるものの、非日常、稀有な人生をテーマとしたチャンネルの趣旨にも合致する。
そんなわけで出所した彼をYoutubeに誘い、撮影することになったのである。
↓F君との対談動画
今このブログを更新するにあたって改めて見てみると、
あー、編集こーすればよかったとか、色々と思うところはあるなーとは思うが
良い練習にはなってると思う。
(※といっても生半可な気持ちでやっているわけではないです。実戦に勝る修行は無いと魔界最強クラスの妖怪が言ってたので。)
今回の動画見所
動画を見ていただくとわかると思うが、元受刑者のF君は一見穏やかで。とてもではないが
凶悪な犯罪を犯す人間では無いように思える。
しかしながら彼は人生の約三分の一を刑務所の中で過ごしているのである。
そんな彼から見た刑務所の様子を赤裸々に語る内容となっている。