BATTLE NFT Ninja Masters プロット
仮想現実、メタバースの世界に存在する『日ノ本の国』。
歴史上名立たる英傑たちがこの世界にNFTとしてmint(生成)され、
BATTLE-NFTという興行試合を行っていた。
そんな中、mintされた忍者のNFTの一部が一斉に
トランザクション上から消える事件が発生する。
数日後トランザクション上に再び出現したNFTたちは
NPCとして独自の意思と記憶を持ち、再びBATTLE-NFTに参加する。
【服部半蔵編】
ムサシノクニエリア郊外にて目覚めた【服部半蔵】は
名前以外の自身のルーツについての記憶を失っていた。
わけもわからずエドの市街地を特にあても無く彷徨っているところに、
突如【風魔小太郎】からの襲撃を受ける。
記憶を失っているために本来のチカラを出せずに劣勢を強いられる半蔵。
彼を助けたのは、トランザクションを偽装してエドの有力者からトークンやNFTを盗み出す大泥棒【石川五右衛門】であった。
メタバースの世界のことを何も知らない半蔵に五右衛門は
この世界でのNFT同士のバトルのルールや目的。
忍者のNFTの特性等を伝える。
半蔵は失った記憶の鍵を握る他の伊賀三大上忍のエントリーを待つべく
BATTLE-NFTに参加する。
【真田幸村編】
【信繁】は困惑していた。
大阪夏の陣敗走の先、
安居神社の境内の木陰にて自身は確かに打ち取られたはずだった。
ところがだ。
目を開けると南蛮由来の装飾が施された見知らぬ部屋の中にいた。
不意に扉が空き、これまた見知らぬ女人が二人部屋の中に入ってきた。
一人は忍び装束というには派手な装束を纏い、
もう一人は真田家を褒めたたえる刺繍がふんだんに入れられた
南蛮風の外套にさらしを巻いた姿。二人とも珍妙な出で立ちである。
二人は信繁のことを幸村と呼び、
派手な忍び装束の女は【猿飛佐助】
刺繍入りの外套の女は【霧隠才蔵】
と名乗った。
自分たちは幼少の頃から真田家に仕える十人の家臣の一員だという。
メタバースの世界にて真田家を復興させるため、
まずは十勇士の情報を得ようと信繁は真田幸村としてBATTLE-NFTに参加する。